カフェ開業の内装工事費用|居抜き×DIYで300万円から実現する方法
Cafe Interior Guide

カフェ開業の内装工事費用|居抜き×DIYで300万円から実現する方法

お役立ち情報2026.03.25
#カフェ開業#内装費用#居抜き#DIY#開業資金

カフェを開きたい。でも「内装工事にいくらかかるのか」がわからなくて、最初の一歩が踏み出せない。そういう人は本当に多い。結論から言うと、居抜き物件を選んでDIYを併用すれば、300万円からカフェは作れます。ただし「300万円で何ができて、何ができないか」を正確に理解しておく必要がある。

Market Price
カフェの内装工事費用の相場はいくら?

まず全体像を把握しておこう。カフェの内装工事費用は、大きく3つの要素で決まる。

1. 物件の状態(スケルトンか居抜きか) 2. 店舗の広さ(坪数) 3. こだわりの度合い(素材・デザインのグレード)

仙台エリアの一般的な相場はこうなる。

【スケルトン物件(何もない状態から)】 ・15坪:450〜750万円(坪単価30〜50万円) ・20坪:600〜1,000万円 ・30坪:900〜1,500万円

【居抜き物件(前テナントの設備が残っている)】 ・15坪:150〜375万円(坪単価10〜25万円) ・20坪:200〜500万円 ・30坪:300〜750万円

この差は歴然。スケルトンでは電気・水道・ガスの配管から始めるが、居抜きならそれが残っている。カフェの場合、厨房の給排水とダクトが最もコストがかかる工事なので、それが活かせる居抜き物件のメリットは非常に大きい。

おしゃれなカフェの内装
Which One
スケルトンvs居抜き:カフェならどっち?

「自分だけの理想の空間を作りたい」という気持ちはわかる。でも、初めてカフェを開く人には居抜き物件を強く勧めます。理由は3つ。

【理由1:費用が圧倒的に安い】 上の相場表の通り、同じ20坪でも400〜500万円の差が出る。この差額を運転資金に回した方が、開業後の生存確率は上がる。

【理由2:工期が短い】 スケルトンからだと1.5〜2ヶ月。居抜きなら2〜3週間。工期が短い=家賃の空払い期間が短い=コスト削減。

【理由3:活かせるものが多い】 前テナントがカフェや飲食店なら、厨房設備・カウンター・照明・空調がそのまま使えることがある。「使えるものは使う」が、記憶荘の基本方針です。

もちろん、前テナントのレイアウトが自分のコンセプトとまったく合わない場合や、設備の老朽化がひどい場合は、スケルトンの方が結果的に安くなるケースもある。物件の状態を見て判断することが大切です。

3M Plan
300万円プランの内訳を公開

実際に300万円でカフェを作るとしたら、どんな配分になるか。15坪の居抜き物件を想定して、記憶荘なりのプランを出します。

【内装工事費:150万円】 ・壁面塗装(一部DIY):15万円 ・床材の張り替え(クッションフロア):20万円 ・カウンター周りの造作:35万円 ・電気工事(照明計画変更・コンセント増設):30万円 ・給排水の調整:20万円 ・その他(養生・廃材処分・諸経費):30万円

【厨房機器:80万円】 ・エスプレッソマシン(中古):30万円 ・冷蔵庫・冷凍庫(中古):15万円 ・製氷機(中古):8万円 ・食洗機(中古):12万円 ・その他(調理器具・食器):15万円

【家具・什器:40万円】 ・テーブル×4(中古+リメイク):12万円 ・椅子×12(中古):18万円 ・棚・ディスプレイ(DIY造作):10万円

【予備費:30万円】 工事中の想定外に備える。これを削ると危険。

合計:300万円

これで「おしゃれカフェ」は作れるのか。作れます。ただし、素材のグレードを上げたり、オリジナル家具を造作したりする余裕はない。まず開業し、売上が立ってから少しずつ手を加えていく方が健全です。

Equipment
厨房機器を半額以下で調達する方法

カフェの開業費用で大きなウエイトを占めるのが厨房機器。新品で揃えると200〜300万円かかるが、中古・リースを活用すれば半額以下に抑えられる。

【方法1:閉店する飲食店から直接引き取る】 閉店情報はSNSや不動産業者経由で入ってくる。記憶荘は内装解体の依頼を受けることも多いので、「まだ使える厨房機器」の情報が集まりやすい。CROSSOVERの事例でも、閉店するバーからカウンターと冷蔵庫を引き取った。

【方法2:中古厨房機器の専門業者から買う】 テンポスバスターズ、厨房センター、ネクスト厨機など。新品の30〜50%で購入できることが多い。業務用冷蔵庫は新品40万円→中古15万円、というレベルの差が出る。

【方法3:リースを活用する】 エスプレッソマシンなど高額な機器は、リースにすれば初期費用ゼロで導入できる。月々の支払いは発生するが、開業時のキャッシュフローを守れる。

【方法4:メルカリ・ジモティーを活用する】 個人間取引なので品質保証はないが、掘り出し物が見つかることもある。製氷機やブレンダーなど、比較的シンプルな機器は狙い目。

カフェの厨房機器
Design Tips
デザインを妥協せずコストを抑えるコツ

安く作る=ダサくなる、ではない。コストを抑えながらもカフェらしい空間を作るコツがある。

【1. 壁の一面だけにこだわる】 全面を高い素材で仕上げる必要はない。4面のうち1面だけにモルタル、古材、タイルなどの素材を使い、残りの3面はペンキで塗る。これだけで空間のアクセントになる。CROSSOVERでも、この手法を使っている。

【2. 照明に投資する】 空間の雰囲気の7割は照明で決まると言っても過言ではない。ライティングレールに調光対応のスポットライトを設置し、間接照明を1〜2箇所入れるだけで、一気にカフェらしくなる。照明器具自体は1万円以下から揃う。

【3. 植物を置く】 内装工事の予算には入らないが、観葉植物はコスパ最強のインテリア。1鉢5,000円程度で、空間に生命力と潤いが加わる。

【4. 古いものを「味」として活かす】 居抜き物件の古い棚や壁を、そのまま活かす選択もある。エイジングした木材、少し錆びた金具。それが「ヴィンテージ感」になることもある。全部新品にするより、ずっと魅力的な空間になることもある。

完璧を目指さない。開業後に少しずつ育てていく。その過程自体が、カフェの魅力になります。

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